鹿児島県警採用試験の受験者、合格者、採用倍率のデータです。
令和4年〜令和元年までのデータの一覧と、データからわかる傾向をまとめました。
鹿児島県警の警察官採用試験は、1年間に1回です。
まずは、4年分のデータから、ご覧ください。
【最新版】鹿児島県警の採用倍率データ
令和4年、令和3年、令和2年、令和元年の受験者数、合格者数のデータです。
男女別にまとめています。
鹿児島県警の採用倍率/警察官A 令和4年度
1次試験受験者 | 1次試験合格者 | 最終合格者 | 倍率 | |
---|---|---|---|---|
男性 | 117名 | 49名 | 15名 | 7.8倍 |
女性 | 40名 | 33名 | 12名 | 3.3倍 |
令和4年度 鹿児島県警採用予定人数
- 男性9名程度、女性11名程度
鹿児島県警の採用倍率/警察官A 令和3年度
1次試験受験者 | 1次試験合格者 | 最終合格者 | 倍率 | |
---|---|---|---|---|
男性 | 146名 | 115名 | 35名 | 4.2倍 |
女性 | 57名 | 41名 | 20名 | 2.5倍 |
令和3年度 鹿児島県警採用予定人数
- 男性25名程度、女性20名程度
鹿児島県警の採用倍率/警察官A 令和2年度
1次試験受験者 | 1次試験合格者 | 最終合格者 | 倍率 | |
---|---|---|---|---|
男性 | 151名 | 105名 | 50名 | 3.0倍 |
女性 | 46名 | 28名 | 13名 | 3.0倍 |
令和2年度 鹿児島県警採用予定人数
- 男性50名程度、女性11名程度
鹿児島県警の採用倍率/警察官A 令和元年度
1次試験受験者 | 1次試験合格者 | 最終合格者 | 倍率 | |
---|---|---|---|---|
男性 | 163名 | 102名 | 54名 | 3.0倍 |
女性 | 41名 | 28名 | 21名 | 2.0倍 |
令和元年度 鹿児島県警採用予定人数
- 男性41名程度、女性12名程度
鹿児島県警採用倍率データ http://www.pref.kagoshima.jp/
鹿児島県警採用試験の特徴
採用人数、採用倍率のデータを見て分かることは、次のとおりです。
- 採用人数の変動が大きい
- 1次試験の合格率が下がっている
- 2次試験のハードルが高い
詳しく説明します。
@採用人数の変動が大きい
鹿児島県警の採用予定人数は毎年一定ではなく、大きく変動しています。特に男性の採用予定人数の変化が、大きいです。
採用予定人数の変化は、次の通り。
- 令和4年…男性9名程度、女性11名程度
- 令和3年…男性25名程度、女性20名程度
- 令和2年…男性50名程度、女性11名程度
- 令和元年…男性41名程度、女性12名程度
令和4年度の男性・警察官Aの採用倍率が7.8倍と大きくなっているのは、採用予定人数が以前の年より減少しているためと思われます。
女性・警察官Aの場合、採用予定人数はある程度一定していますが、倍率は増加傾向にあります。
これは、女性の警察官としての人気や志望が増しているからです。
鹿児島県警の採用人数が減少していることで、競争が激化していることが分かります。
A1次試験の合格率が下がっている
男性・警察官Aの場合、1次試験の合格率(通過率)は令和元年度の62.6%から、令和4年度の41.9%へと低下しています。
これは試験の難易度が上がっていること、より多くの競争相手がいるためと考えられます。
女性・警察官Aの場合、1次試験の合格率(通過率)は令和元年度の68.3%から、令和4年度には82.5%と上昇しています。
これは、女性受験者の質が向上しているか、試験内容が女性にとって有利になっている可能性があります。
B2次試験のハードルが高い
令和4年度の男性・警察官Aでは、1次試験合格者の49名のうち最終合格者は15名となっています。約69%が最終段階で落ちています。
この結果から、2次試験(面接や身体試験など)のハードルが高いことを示唆しています。
女性・警察官Aの場合、令和4年度では1次試験合格者の33名のうち最終合格者は12名です。約64%が最終段階で落ちています。
これも2次試験のハードルが高いことを示していますが、男性よりもわずかに低くなっています。
しっかりとした、面接対策が必要なことが分かります。
鹿児島県警の採用試験:まとめ
受験生の視点から見ると、近年は採用倍率が高くなっていることからも分かるように、鹿児島県警の競争は激しいと言えるでしょう。
特に男性の場合は、令和4年では採用倍率が7.8倍と非常に高くなっています。合格するためには、教養試験や体力試験など、各試験で高い得点を取る必要があります。
また、採用人数が減少していることも、受験生にとっては不利な状況と言えるでしょう。
採用予定人数が減少することで、合格するチャンスが減り、競争がより激しくなることが予想されます。
そのため、鹿児島県警の警察官Aを目指す受験生は、十分な対策を練って、試験に臨むことが大切です。
警察官試験の対策は、予備校を活用することで効率的に勉強することができます。
警察官試験におすすめの予備校3選【自分の条件で選ぶべき】 の記事を参考にしてください。