【PR】

警察官採用試験の基礎知識【最初に知っておべきこと】

 

 

  • 警察官試験の内容を知りたいな…
  • 試験はいつ実施されるのかな…
  • 警察官試験は難しいのかな…

 

このような疑問にお答えします。

 

この記事の内容

  • 警察官試験の内容がわかる
  • 警察官試験の日程がわかる
  • 警察官試験の難易度がわかる

 

警察官試験は、1次試験と2次試験です

 

警察官採用試験には1次試験と2次試験があります。1次試験は筆記試験、2次試験は人物試験(面接)が中心です。

 

この2つの試験に合格すると、警察官として採用されます。

 

1次試験の内容は、筆記試験です

1次試験は教養試験です。

 

教養試験は科目数が多く、試験範囲は広いです。難易度はそれほど高くないので、安心してください。

 

自治体によって、試験科目が異なります。

 

大阪府警と警視庁の試験科目は、次のとおり。

 

 

大阪府警の試験科目【2時間・択一式45問】
  • 一般科目(国語、数学)
  • 社会情勢
  • 文章理解
  • 判断推理
  • 数的推理
  • 資料解釈

 

人気記事【最新版】大阪府警の採用倍率一覧【募集人数の1.5倍採用されます】

 

警視庁の試験科目【2時間・五肢択一式50題】

〈知能分野〉

  • 文章理解
  • 判断推理
  • 数的処理
  • 資料解釈
  • 図形判断

〈知識分野〉

  • 人文科学
  • 社会科学
  • 自然科学
  • 一般科目(国語、英語、数学)

 

人気記事【最新版】警視庁の採用倍率一覧

 

2次試験の内容は、人物試験です

1次試験を通過すると、2次試験になります。面接を中心とした人物試験が行われます。

 

面接、集団討論、論文試験です。

 

集団討論は実施される自治体と実施されない自治体があります。

 

面接は1人15分〜20分程度。自己PRと志望動機が中心になります。

 

 

受験のチャンスは1年に2〜3回

 

警察官採用試験は、1年に複数回実施されます。

 

実施回数や時期を分類すると3つのパターンになります。

  • 2回実施の自治体
  • 3回実施の自治体
  • 警視庁

2回実施の自治体

最も多いのが1年に2回実施される自治体です。試験日は5月と9月です。

 

例年、試験日程はほぼ固定されています。

 

ただし、コロナ禍で日程の変更や中止の場合があります。

 

試験日程は必ず公式サイトで確認してください。

 

3回実施の自治体

1年に3回試験が実施されている実態があります。

 

試験日は5月、9月、1月です。1月に実施される3回目の試験は採用人数が少ないです。

 

東京都(警視庁)は3回

警視庁の警察官採用試験は1年間に3回実施されます。

 

試験日は4月、9月、1月です。

 

警視庁は他の自治体と異なり、第1回目の試験が4月に実施されます。

 

そのため第1回試験の併願が可能となります。

 

ただし、併願先とともに合格して2次試験に進んだ場合、スケジュールがタイトになってしまいます。

 

警視庁は面接と体力試験が別の日に行われる場合が多いです。

 

狙うのは1回目の試験

警察官採用試験を受けるのは1回目がメインになります。

 

1回目と2回目では募集人数が大きく違うからです。

 

2回目は極端に少なくなるので倍率が高くなる場合があります。

 

2回目の試験は1回目で辞退者が多かった時の補填の意味合いもあります。

 

メインで狙うのは1回目の試験です。

 

 

警察官試験の合格倍率は約5倍です

 

警察官試験の合格倍率は各都道府県の受験案内のページに公開されています。

 

警視庁と大阪府警の倍率は次の通りです。

 

警視庁の合格倍率

  • 令和2年度(T類)…4.6倍
  • 令和元年度(T類)…4.9倍
  • 平成30年度(T類)…5.9倍

大阪府警の合格倍率

  • 令和2年(第3回)…6.7倍
  • 令和2年(第2回)…5.9倍
  • 令和2年(第1回)…実施なし

およそ5倍程度です。

 

難易度が高いのは2次試験

 

警察官試験には大きな特徴があります。

  • 1次試験…簡単、合格しやすい
  • 2次試験…難しい、入念な準備が必要

1次試験は合格者が多く、2次試験で一気に減らします。

 

出来るだけ多くの人に面接の機会を与え、 最終的には人物重視で採用しています。

1次試験辞退者が多い理由

警察官試験は願書を提出しても、1次試験を受けない人も多数います。

 

これは近隣の都道府県でどちらの自治体を受けるか最後まで迷っている場合には、とりあえず両方に願書を提出しておこうという人が割といるからです。

 

願書を出すのは無料ですし。

警察官試験の難易度は、それほど高くありません

 

教養試験の難易度は大学生なら大丈夫です。

 

大卒警察官試験の出題範囲は高校で習う範囲です。大学生なら普通に解けるレベルの問題です。

 

道府県の問題レベルよりも警視庁が少し難易度が高くなっています。

 

難易度が高いのは面接

警察官試験を合格するためには2次試験の面接攻略が鍵になります。

 

1次試験は半数以上が通過します。その分、2次試験の面接で絞り込まれます。

 

警察官採用試験人物重視の試験です。

 

学力よりも人間性に優れた使える人材を求めている試験です。

 

最終合格するための戦略

警察官試験の配点は面接重視になっています。

 

そのため面接で点数を稼ぐ解くことが合格への近道になります。

 

1次試験は合格ラインの少し上の点数を取れば十分です。目安としては60%〜65%程度です。

 

教養試験対策ばかりに時間を取られるのではなく、しっかりと面接対策をすることで合格することができます。

 

 

警察官試験の過去問を無料で手に入れる方法

警察官試験の過去問を無料で手に入れる方法

 

警察官試験の過去問は各都道府県の警察官採用試験のページでダウンロードすることができます。

 

予備校を利用している場合には予備校に過去問が大量ストックされています。

 

ちなみに警視庁の過去問は警視庁の公式サイトで確認できます。

 

過去問で出題傾向を分析することは重要です

警察官採用試験の教養試験は基礎の問題を正解して点数を取れば十分に合格ラインに達することができます。

 

基礎的な分野は毎年必ず出題されています。

 

過去問をチェックすることで科目ごとの出題傾向を分析することができます。

 

予備校で講義を受ける前に先に過去問をといてみるのも良い勉強方法です。

 

出題傾向を知ってから学習することで理解度が変わってきます。

 

警察官試験におすすめの過去問集

予備校を利用している場合は、予備校の教材と予備校が指定している過去問集を使ってください。

 

他の過去問週に目移りすることなく何度も同じ過去問集を解くことで知識が定着します。

 

独学の人におすすめの過去問集を紹介します。

警察官試験の時事対策には、公務員試験 速攻の時事が最適です。

このページの先頭へ戻る