【警察官試験】捨て科目は作るべき【効率重視で65%を目指す戦略】

警察官試験って、試験科目が多いなぁ…
これだけ多いと、試験までに間に合うか不安になる…
捨て科目を作った方がいいのかな?
科目を絞って勉強した方が、効率が良くなるし、楽になる…
どうしたらいいんだろう?
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり
- 捨て科目を作っても良いのかがわかる
- 必ず勉強をする科目がわかる
公務員試験の予備校で講師の経験があります。
警察官試験で最初に驚くのが科目数の多さだと思います。「こんなにたくさん勉強しないといけないのか…」というのがホンネだと思います。
結論:捨て科目は作るべきです。
すべての科目の勉強をする必要はありません。効率よく勉強して、65%を目指せばいいのです。
上手に捨て科目を作り、1次試験の合格ラインに到達する戦略をお教えします。
この記事は、4分程度で読めます。
捨て科目は作るべき【効率重視で65%を目指す戦略】
警察官試験は、捨て科目を作って対策をすべきです。
それは警察官試験の合格ラインは割と低いから。だいたい60%程度です。
65%取れば、確実に1次試験は通過できます。
35%は間違っても良いので、高得点を狙う必要はありません。
捨て科目を作って、効率よく勉強した方が良いのです。戦略を間違えないようにしましょう。
捨て科目を作っても大丈夫です

捨てる科目を作ると不安…
少しでも点数を稼いでおいた方が、合格に近づくと思うんだけど…
1次試験で少しでも得点を稼いだ方が安心できる気持ちはわかります。
ただ、1次試験は通過することに意味があります。正直、点数は通過ラインギリギリでもOKです。
それは2次試験の面接の配点がすごく高いからです。
1次試験をギリギリ通過しても、面接で得点を稼げば、充分に合格できます。警察官試験は人物重視の試験なので。
1次試験は高得点を狙うのではなく、通過することを重視するべきです。
1次試験は8割の人が通る → 気持ちを楽に!
まだ、捨て科目を作ることが不安な方は、目指す自治体の1次試験を通過している人数を調べてください。
8割程度の人が通過していることがわかると思います。
「1次試験は対策なしで受験した人が落ちる」ぐらいの気持ちで良いと思います。
文系なら、自然科学を捨て科目にする
文系なら、理系科目は捨て科目にした方がいいです。
具体的に捨て科目にするのは自然科学。その中でも数学、物理、科学です。
その方が勉強の効率が上がるから。
まず、過去問集をパラパラと見て判断してください。勉強すればなんとかなりそうなのか。
できそうであればやったら良いけど、無理にやる必要はありません。
自然科学の中でも生物・地学は文系でも得点できる科目です。生物、地学は暗記系の科目なのでやる価値はあります。
高校で勉強していない科目はやらない → 割り切り
日本史、世界史、地理も捨て科目になります。
高校では選択科目として、1科目だけ選んでいると思います。基本的には、勉強した科目以外は捨ててください。
高校の時に勉強していない科目をまた勉強するのは効率が悪すぎます。

けど、捨てるのはちょっと不安かも…
自然科学も捨ててるし…
心配性な方は、過去問を一度見てください。
ざっと見た感じで、なんとなく中学生の時の勉強を思い出して解けそうな問題が多ければ、勉強するものアリです。
捨てても問題はありません。
何度も言いますが、65%取れば、1次試験は通過できるので。
大丈夫です!
捨て科目でも20%は得点できる
捨て科目でも得点は取れます。警察官試験は五肢択一式のマークシートだから。
適当にマークしても、捨て科目の20%は得点になります。
捨て科目でも点数は取れるので、苦手科目、問題数の少ない科目は捨て科目した方が効率よく得点できます。
結果、合格に近づきます。
絶対に勉強するのは、一般知能(数的処理)
合格するために徹底的に勉強する科目は、一般知能です。
一般知能…文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈
一般知能は捨て科目にするのはNGです。それは配点比率が高いから。
教養科目の点数は半分は一般知能です。
勉強時間の半分は一般知能に充てる配分が妥当です。
苦手で対策が難しいなら、出題頻度の高い問題を徹底的にやる

けど、一般知能って難しくて、苦手なんだけど…
分かります。特に判断推理、数的推理はかなりクセの強い科目なので。
苦手なら出題頻度の高い問題だけを、徹底的にやり込んでください。
基礎を固めれば、1次試験は合格できます。
ボーダーが65%、約8割の人が合格する試験なので。大丈夫です。
解けるようになっても油断大敵 → 次はスピード重視で
警察官試験はスピードも大切です。
試験時間の割には問題数の多いからです。
解ける問題が多くなってきたら、時間を測って、スピードアップを目指してください。
模試を受けて、実践に近い形式で問題を解くことでスピードアップの訓練になります。
模試はできるだけ多く受けた方が良いです。
合格者の体験談から、情報収集【効率的です】
捨て科目の情報収集には、先輩の体験談が参考になります。
生の声を聞くことができます。
予備校に資料請求をすると、体験談の冊子も同封されて届きます。
この冊子がすごく役に立ちます。
ネットで見ることもできますが、それは一部だけ。冊子だと体験談の数が多いです。
自分に似たタイプの人を見つけて、捨て科目の参考にしてください。
もちろん、資料請求は無料です。